画像

Apache Cordova(PhoneGap)       &  これまでの総括


kiryu電車に傘をついつい忘れてきてしまう方、桐生です。本日は、先週予告していたApache Cordova及びこれまでの総括についてお話ししたいと思います。Apache Cordovaとは、Adobeが開発、公開しているクロスプラットフォーム・モバイルアプリケーションの開発フレームワークです。普及しているモバイル開発のフレームワークにPhoneGapがありますが、現在ではApache Cordovaのディストリビューションの一つとなっています。Cordova = PhoneGapとして語られるWeb上の記事も多いようです。PhoneGap(Apache Cordova)に関してざっくりと説明してしまうと、OS毎の開発言語に依存せず、HTML + CSS + JavaScriptのみで、さまざまなプラットフォーム対応するネイティブアプリケーションの実装を行うことを目的としたものです。PhoneGapライブラリを使って開発をおこなうことで,各デバイスのカメラやGPS、電話帳といったデータを操作することもできます。つまり、Webアプリ開発のノウハウをネイティブアプリの開発にそのまま利用でき、開発手法を一元化することで、OS環境ごとの開発、調達コストを大幅に削減するメリットが得られるわけですね。総括としてこれまでの話をまとめますと、①「AngularJS」 – 実装上の生産性及び保守性の向上を実現②「ionic」 – モバイル向けUIの実装及びアニメーション等レイアウト、デザインの向上を実現③「PhoneGap(Apache Cordova)」 – OSに依存せず、開発手法の共通化による開発コストの削減を実現。と、それぞれの特徴が挙げられます。現在は、これら三点の技術を主軸とした、ハイブリットアプリケーションを業務で開発しています。企画段階において、上記の技術の導入を提案したところ、まだ駆け出しの新人の意見であるにも関わらず、社長及びプロジェクトリーダーの先輩共に快く承諾していただき、新しい技術に触れる機会を与えていただきました。社風として、実力主義であること、積極的な主体性を好むといったことは入社前から当社の特色として把握していましたが、実際に体験することで、より当社の魅力を感じ取ることができました。今後も、積極的にアイデアを提案し、事業の基幹を担える人材となれるよう励んでいきたいと感じています。